適切なケアで防げる!ワキガの防止と治療法


ワキガ体質とアポクリン汗腺

自分の臭いは自己判断しにくいものです。一人で悩むより、家族などにきいてみるとよいでしょう。汗っかきの多汗症とは違い、病気ではなく体質的なものです。両親がワキガ体質であること、耳垢が湿っている、シャツの脇の部分が黄色くなってしまう、この3つともあてはまる方は、ワキガになりやすい体質かもしれません。汗腺には2種類あり、透明でサラサラのエックリン汗腺から出るものと、わきの下やへそなど特定の部位にだけあるアポクリン汗腺からでるものがあります。アポクリン汗腺は、汗と一緒にたんぱく質や脂質を出しており、この汗腺が発達していことがワキガの原因ともなります。

自分でできるワキガ予防

アポクリン汗腺から分泌された汗そのものが匂うのではなく、皮膚についた雑菌が汗とともに分解されることで、脂肪酸に変わり悪臭のもとになります。汗の量が多かったり、皮膚が不潔であるとその分匂いが強まります。そのため汗対策をしっかりして清潔に保つことでかなりの割合でニオイが抑えられます。ムダ毛が生えていると蒸れて雑菌が繁殖しやすくなるのでまめに脱毛することをおすすめします。また、こまめにウェットティッシュなどで、脇を拭き清潔に保ることを心がけましょう。

病院で行うワキガ治療

皮膚科で処方される塩化アルミニウム水溶液は、制汗作用がありワキガにも効果的です。また、根本的に治したい場合は手術による方法もあります。脇の下を5mmほど切開し管を通してアポクリン腺を吸引する方法や、脇の下を切開しアポクリン腺を取り除くと同時に毛根も一緒に取り除く煎除法があります。両者とも体にメスを入れて行う手術なので、傷跡や術後の回復など医師とよく相談したうえで、手術するようにしましょう。この手術は、形成外科や美容外科で扱っています。

わきがとはツンと鼻につくような刺激臭が脇の下から発生するのが特徴で、臭覚には個人差があり自分では気づきにくいこともあります。